自宅学習をしていると、我が家が安心できる場所である甘えからか、ついつい親子でだらっとしてしまいがちです。
また、計画を立てずにわからないところから勉強を始めたりすると、気がつけば
「あれ、今日これしか勉強していない!!」
なんてことになります。
中学受験までの日々は、長く果てしない道が続くような気がしますが振り返れば本当にあっという間に過ぎ去りました。
通塾なしの我が家では子どもがスケジュール表を作り、なるべくその通りに生活していくように努めたことで、最後まで規則正しい生活が守られ、睡眠時間も十分に確保することができました。
生活スケジュールを決める
スケジュールを作る際に重要なのは、親が作らないことです。人に言われて動くのは大人でも嫌なことですから、一緒に作る際に助言はしても、子どもが決定権を持つことが大事だと思います。
大まかな時間割は子どもと相談してこんな感じに決めました。
一番大切にしたことは、勉強以外の生活の時間です。
我が家は主人が在宅勤務をしており、毎食家族が揃うことが可能でしたので、起床と食事の時間は必ず守るように心がけました。
規則正しい食事と睡眠のサイクルで、2月の受験まで体力を整えていきます。
学習スケジュールを決める
学習スケジュールは学校の時間割のように、開始の時間と終わりの時間だけをまず決めておきます。
そしてなるべく時間通りに勉強を始めるように声がけをします。
受験は朝早くから頭をフル回転させなければならないので、朝学習の習慣を身に付けました。
朝はあまり難しいことはやらずに、登校前に漢字練習や簡単な計算問題を解く程度にしました。
帰宅後、学校の宿題を終えたらスタディサプリを視聴する時間にしてもらいました。
ここで子どもが自室で視聴している間に夕食の支度を済ませるようにします。
スタディサプリの応用編になると難易度もかなり上がりますので、1度視聴して終わらせずに、1週間に1単元を繰り返し視聴するペースで取り組みました。
親子学習の時間
赤色部分は親子学習の時間です。
親子学習と言っても全部一緒に勉強するのではなく、その日覚えたことを先生になったつもりで説明してもらったり、スタディサプリで学習した内容を他のテキストから抜き出し、類題を解いたり、まなぶてらすの先生からでた宿題を解くのを横で見ていた時間でした。
自宅学習の場合、家族はくつろいでいるのに自分一人だけが勉強しているというのがどうも納得できなかった様子で(そもそも受験生は孤独であるべきと思いますが、、)私も横で父母会の資料をまとめたり、作業をして過ごしていました。
高校受験・大学受験ではこのような時間はないと思いますので、中学受験ならではの時間になります。
休憩は多めにとる
ここで注意しておきたいのが、子どもの意欲の波です。
子どもが意欲的に学習に取り組んでいる時、調子がいいからと言ってついつい「じゃあ次はこれをやってみようか?」なんて新しい課題を渡してみたりしますが、うまくいったことは一度もありません。
必ず「えーー!!?」と言われます。
不思議なことに、あっという間にやる気がなくなってしまいます。
我が子は、やろうと思っていた範囲をいかに早く終わらせ休憩を獲得するかを常に考えているようです。
決められた時間内に親目線で出した課題よりも少し少なめだとうまくいくことが多かったです。
逆に子どものやる気が出ない時、「せめて5問は解いてみようね。」とか、「2チャプター目まではしっかり見ようね。」などすぐに達成できるゴールを設定しておき、あえて休憩を多めにとるようにしました。
スケジュール通りに行かない日も必ずある。
スケジュール通りに行かないことも多かったのですが、そこは週末の親子勉強の時間にこなすように心がけました。
いくらスケジュールを作ったとしても、急に体調を崩したり、兄弟の用事で出かけたり、祖父母の誕生会があったり、親戚にお呼ばれしたり、受験勉強ばかりしていられないのも現状です。
また、そういった行事からでも小学生が学ぶべき事は多くありますので、その機会を奪うべきではないと思います。
我が子は大好きな祖父母の家からでも同じように学習ができたので、受験勉強の良い息抜きができました。
こんな時、通塾しない選択をして本当に良かったとつくづく感じました。
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