緊急事態宣言が解除され、先週無事に入学式を済ませることができました。
入学式と言っても、1クラスあたりの人数を3分の1程度に減らし、生徒1人に保護者1名のみの付き添い、校長先生のお話等はモニターから配信され、校歌も1番のみを静聴する短縮型の入学式でした。
それでも親子で戦った受験勉強の日々を思い出すと熱い思いがこみ上げてきて、入学式を遂行してくれた先生方には感謝の気持ちでいっぱいになりました。
しかし、熱い気持ちを感じたのは親だけだったかもしれません。
今年は、入学式の前に配信授業が始まり、息子も勝手がわからないまま中学生生活がスタートしてしまいました。
中学生になった自覚など湧いてくるわけでもなく、ましてはオンライン家庭教師で中学受験を乗り切った我が家としては、今回のこのコロナ禍で急速に社会に広まったオンライン授業に特に新鮮味を感じるわけでもなく、ただただ課題をこなす日々でした。
入学式後から始まった分散登校では、まだ授業は始まっておらず、週の半分くらいが登校日として割り当てられています。今週は休校中の課題確認テストが行われました。
学校ではクラスの半分を午前・午後授業に分け、ソーシャルディスタンスを保ち、私語はなるべくつつしむ生活を強いられています。
ただでさえ、ひとりも知っている同級生がいない中学受験生たち。
2週間が経過しますが、友達はまだほとんどできていないようで、
「学校行くのやだなーー。」
と言い始めてしまいました。
どんな気持ちで机に向かっているのか、
この学校に入りたいと希望を持って挑んだ受験勉強の日々はなんだったのか、、、。
なんだかいろんな思いがグルグルし始めました、、、。
特に我が家の場合、部活目的で中学受験を決めたので、このまま部活も始まらないとなると不登校になってしまうのではないかと心配しております。
ただ1つ救いだったのが、2日間にわたって行われた課題確認テストに自信がある様子なこと。
中学受験勉強中には感じたことのない手応えを感じ、「テスト、めちゃくちゃ自信がある!!」とにこやかに帰宅してくれました。
そして、今日学校から手紙を持ち帰り、ドキリとしました。
夏休み短っ!!
足りていない学習時間を取り戻していただけるのは大変ありがたいですが、学業以外の大切な学びの時間も確保していただけることを期待しています。
甲子園は無念にも中止になってしまいましたが、神奈川県では無観客による高校野球の神奈川大会が決まったようです。
これも高校野球に関わる方々や保護者からの署名が功を奏し、実現できる見通しとなりました。
野球だけでなく、全ての活動を頑張ってきた子どもたちのためにも、また、素晴らしい先輩方の活躍を見て感動し、頑張ろうと誓う新入生のためにも、そして、「この学校に入りたい!!」と気合いをいれる中学受験生のためにも学校側に期待するだけではなく、私たち大人もこの苦境を乗り越えるために何かできることはないか、きちんと考えたいと思います。
以上、本日の独り言でした。
息子のモヤモヤが1日も早く晴れますように、、、。
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