国語力を上げる特訓中(その1 漢字学習編)

使用教材

小6の次男は本当に国語が苦手でした。

小5から自宅学習のかなりの時間を国語に費やし始め、段々と成績は上がってきていますがそれでも彼の中の苦手意識は相当高いようです。

おそらく苦手のレベルが中学受験を控えているお子さんと段違いかと思います、、、。

どのくらい苦手なのか正直に申し上げますと、過去に学校のカラーテストで50点台をとってきてしまうことがたびたびあった位苦手なのです。

なぜ国語が苦手なのか、早急に分析と改善をする必要がありました。

彼を考察していて気がついた点がいくつかあります。

  1. 漢字が読めない。
  2. 初めて目にする語句が多い。
  3. 文章(特に文末)を適当に読む。
  4. スラスラ読めない。

いろいろ調べてみるとこれらの症状は、国語が苦手なお子さん(特に男子)に多い傾向のようです。

我が家の子どもだけではないと安心しつつも、このままではいけないと国語力を上げるために我が家で取り組んでいる方法で、今回は1.の「漢字学習」についてご紹介します

「 1.漢字が読めない。」を改善する

現在小学6年の息子ですが、漢字練習を心の底から嫌っております。

学校で使用している漢字スキル(漢字のワークブック)もみんなから遅れ気味になっている様子なので、なぜ授業中に着いていくことできないのかを聞いてみると、

「なぞって書くのが嫌い」

「何回も書くのが嫌い」

とのことでした。

担任の先生の指導方針にもよるのだと思いますが、息子の担任の先生は「なぞり書きは自分と向き合う時間」と捉え、一字一句はみ出さないように指導されています。

この指導は大変素晴らしく私自身は賛成なのですが、少しでもはみ出してしまうとマルがもらえずやり直しになってしまうので、息子にとっては苦痛の時間となっているようです。

クラスメイトから出遅れているワークブックを自宅で仕上げつつ、これ以上漢字練習を追加するのは難しいと判断し、書き取り練習に関しては学校のワークブックのみとすることにしました。

中学受験に出題される漢字は、小学校で習う1,026字のみという学校が大多数だと思います。

この1,026字を音読み・訓読みと自由自在に組み合わせていければいいのですから、まずは学校の授業に集中してもらい、私は少し肩の荷を下ろすことにしました(笑)

学校のワークブックは先生の厳しいチェックもあるので
漢字学習はこれで十分です。

通塾なしで中学受験にチャレンジする際は、学校の学習も侮らずに上手に利用することをお勧めします。

中学受験対策に漢検を取り入れる

新しい漢字を覚える作業は小学校の先生にお任せすることにしたとはいえ、自宅学習をしないわけにはいきません。

覚えた漢字を定着させるために、通塾しない我が家では「漢検」を利用することにしました。

ここは見栄など張らずに正直に、本人が苦手と思っている範囲にさかのぼって受験させることにしました。

その級は小5当時なんと9級!!(小学2年生程度!!?)

受験会場では小学2年生はもちろん、先取り学習のお子さんもたくさん受験されており、小5男子が混じっても大丈夫か心配になりましたが、幸か不幸か体の小さい息子は意外にも馴染んでいたそうで、

「僕、身長低くてよかったわ〜。」

と安堵しておりました。(恥ずかしいと思ってください…。)

漢検学習はこちらの過去問や漢検H Pからダウンロードしたものをくりかえし解く練習をしました。

そして順調に検定をこなし現在6級(小5程度)に向けて学習中です。

漢検のワークブックを使用するときに我が家で実践している方法は、

  • 読みの問題では1回目ワークブックに記入せずに文章全部を声に出して読む。
  • 同じ読みの問題を2回目は線の部分のみを読む(送り仮名は読まないように注意する)
  • 書きの問題は計算用紙や裏紙などに大きく殴り書きで正しく書けるまで繰り返し書く。

の3つです。

漢字が苦手というよりは、漢字を繰り返し書くのが面倒と感じている究極の面倒くさがりな息子なので、なるべく書くという作業を減らすように心がけています

また、つい棒線部分のみの漢字を読んでしまいがちですが、語彙力の圧倒的な少なさを改善させる意味も込めて文章全体を読むようにしています。(こちらは次回の語彙力を増やす方法でも触れたいと思います。

例)実験の手順を先生にしてもらう。

1回目は「実験〜」から読みます。

そして、2回目に読むときには棒線部分のみを読むようにしています。

例)実験の手順を先生にしてもらう。

2回目は「シメ」だけ読みます。

気を抜くと「シメして」と読んでしまうのですが、送り仮名を意識してもらいたいので毎回、「おっとっと〜!!」となりながら読んでいます(笑)

最後に書くときは計算用紙などに殴り書きします。

マス目に沿って覚えるまで何度も書くことを心底憎んでいる様子なので、お気に入りの色付きペンを持たせて、計算用紙に大きく書きます。

殴り書きといっても本当に汚い字ではなく、トメ、ハネ、ハライは最低限意識させるようにします。

長男にはこちらも使っていました。

長男が中学受験した際にはこちらのテキストを使用していました。次男で実践している書き殴り法は、こちらのテキストをヒントにしていますww

今年度の受験チャンスはあと3回!

2021年度の漢検受験日程は

6月20日(日)
10月17日(日)
2月13日(日)

の3回となっています。

首都圏の中学入試は1月下旬〜2月上旬に行われるので、その前までにとなると

実質2回のみのチャンスしかありません。

ここはなんとしてでも10月までに5級取得を目指さなければならないので、学校の漢字学習も抜かりなく、小テストの結果もしっかり私が管理していきたいと思っております。

次回は…

今回は我が家で実践している国語力アップのための「漢字練習」についてでした。

次回のブログには「語彙力を増やす方法」について書かせていただきたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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