前回から引き続き、「国語力を上げる」について書かせていただいています。
過去記事はこちら↓↓↓
今回は我が家の実践している「音読」についてご紹介したいいとおもいます。
たかが音読、されど音読
次男は「心の中」で本を読みます。
正確に申し上げますと、読んでる風であって決して読んでいません。
どんな魅力的なタイトルであっても、それが大好きなゲームの攻略本であっても、挿絵や表紙のイラストを眺めて内容を想像し、「だいたいこんな感じ」で本を読んだことにしている様子です。
あの手この手で本と触れ合う時間を増やしてもらいたいと試みましたが、親の気持ちは届かず。
時間さえあればゲームやYouTubeで動画の視聴ばかりして、本を手に取ることはありません。
ならば家庭学習の中に読書を取り入れることはできないかと、色々検索しこちらを試してみることにしました。
1分間の速音読です。
こちらは脳科学の第一人者である東北大学の川島隆太教授による
「目で追うだけの黙読に比べ、素読(意味を重視せずに音読すること)はさまざまな身体の機能を使うため、より脳活動が活発になる」
という検証を元にEテレ人気番組「日本語であそぼ」などで活躍されている齋藤孝先生が開発したメソッドです。
ルールは簡単
見開き1ページを1分以内に読んでみましょう!ただそれだけです。
我が家では、朝学習の一番最初にこの「1分間速音読」を取り入れています。

我が家ルールとして、
- チャレンジは1日1回まで。
- 1分を切ることができたら翌日は次のページへ。
- 7回目までチャレンジして1分を切ることができなかったら翌日は次のページへ。

おすすめポイント
この「1分間即音読」に毎朝取り組むことにより、
- 頭がスッキリし、「さあ、勉強を始めるぞ!」といいスタートをきることが出来る。
- 宮沢賢治、太宰治、数々の俳句や短歌、源氏物語や枕草子などなど、中学受験に頻出の題材を暗唱するまで読むことが出来る。
- 繰り返し読むことによって、今まで興味のなかった「初めての単語」の意味や使い方に興味を持ち始める。
- 文章を最後まで読み切る達成感を味わうことが出来る。
- 頭の回転が速くなる(ような気がする)
といいことばかりです。
また一番大切なのが、他の教科とのバランスかとおもいます。
たくさんのタスクをこなさないといけない中学受験生。
1分間でこんなに得られるものが多いのならば、ぜひ取り入れていただきたい習慣です。
読書好きなお子さんも、そうでない我が家のようなお子さんも、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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