今日からまた休校となってしまいました。さて、毎日どう過ごしましょう、、
小学5年の次男は今のところ中学受験の予定はありません。
本人にも意思を確認したところ、
「今遊ばないでいつ遊ぶの?」
という大変的を得た回答をしてきたので、本人の意思を尊重して地元中学に進学予定です。
しかし次男はお兄ちゃん大好きっ子なので、長男が楽しく通学を始めたら
「やっぱり受験する。」
とも言い出しかねません。
実際に中学進学準備にスマホを与えたり、合格のご褒美にパソコン導入を検討したり、合格プラスアルファを目の当たりにしてしまったので、「やっぱり受験しようかなぁ」と呟くことも多くなりました。
長男の進学先は難関校ではないとはいえ、せめて5年生からは準備してもらいたいので、嫌にならない程度に日常の学習に少しずつ中学受験勉強を織り混ぜてみることにします。
次男の現在位置
長男の場合、小学4年の頃から行きたい中学が決まっていたので、ガッチリ受験勉強へ向かわせました。
2歳差の次男を長男のそばで遊ばせておくわけにはいかず、同時に隣の机でドリル集をやらせたり、パズルを解かせたりしていました。
その甲斐あってか5年生になったばかりですが、すでに5年生の算数の範囲は全て終了しています。
算数はとても得意な様子で、去年体験で通わせた進学塾の算数でも(長男に付きっきりで、次男を激安の夏季講習にお願いしてみました)担当の先生から受験しないのはもったいないですね、とお褒めの言葉をいただきました。
しかし問題なのは国語なのです。
国語が本当に致命的。。
小学2年生くらいのレベルではないでしょうか、、?
音読させても必ず語尾を適当に読む。漢字はもちろんのこと、カタカナが非常に怪しい。
注意すれば綺麗に字は書けるが、気を抜くとほぼ読解不能。
そして何より漢字練習のようなコツコツした作業や本を読むことが大嫌いです。
国語嫌いを克服する
そんな苦手意識のせいか、とにかく国語が嫌いです。
中学受験をさせるにも、こうも国語が苦手となるとかなり厳しい道のりとなることは容易に想像できます。
彼の国語嫌いを克服するために、あらゆる方法を試してみました。
- 漢字練習は極力させず、見て覚えるように促す。
- 本は読みたくないので、毎日音読して聞かせる。
- 興味のありそうなこども新聞の記事をトイレに貼ってみる。
- 私の焦りが伝わるので、一度国語から遠ざける。
しかし、どれを試してもいまいち効果が上がらないのでプロの手を借りようとまなぶてらすで先生を探してみることにしました。
オンライン学習の効果
まなぶてらすの国語担当に先生に正直に今の状況をお伝えし、
「まず、国語を好きになってもらいたい。」
とこちらの希望をお伝えしました。
春休みから週2回のペースでお願いしているのですが、次男の様子が本当に劇的に変化しました。
- 朝からソワソワして授業が待ちきれない様子
- ノートを見ると、見たことのない美しい字
- 自分で宿題を把握し、朝の自習時間にきちんとこなす
- 語彙力が増えてきている
と、まるで今までの次男とは全く別人になりました。
流石にまだ自分から本に手を伸ばし、読書をするまでには至っていませんが、間違いなく国語に対する意識は変わってきています。
先生のご提案で、「取得できそうな級から漢検を受けてみましょう。」と言われたので過去問を解いてみたところ、9級は問題なく行けそうでした。
こちらの過去問は実物大に印刷されていて、5回分が収納されています。
受験番号や生年月日の記入も練習できます。
(平成何年に生まれたのか、昨日まで次男は知らなかったようです。危なかった。。)
また確実に9級の合格を抑えつつ、8級の練習も並行して始めることにしました。
こちらのステップは別冊で練習ノートもついてきます。

大嫌いな漢字練習なので、取り組まないのではないかと心配していましたが、問題なく練習しています。
次男に必要だったもの
何故こんなにも前向きに変化したのか、ようやく理解できました。
次男には、自分の国語嫌いを認めてくれる優しい指導者が必要だったようです。
たくさん登録していらっしゃる先生のプロフィールをひとつひとつ丁寧に次男と読みながら次男の希望に合う先生を探し、何度かお試しで授業を受けさせていただき、次男も納得の本当に素晴らしい先生と巡り会えました。
試行錯誤で怒りながら教える私よりも、大好きな先生との時間を画面を通じて心から楽しんでくれています。
また先生は次男のことをとても褒めてくださり、次男も褒められたことを嬉しそうに私に報告してくれます。
この休校中、彼にはまず国語を大好きになってもらうことを課題の一つとしたいと思います。
そして私はお口にチャックをし、次男の成長をただ見守る春にしたいと思います。
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