首都圏では緊急事態宣言が解除され、ようやく6月から感染予防策をとりつつ授業が再開されます。
4月から混乱続きの配信授業・オンライン授業ではありましたが、5月に入ると学校側も生徒側も、また保護者側でもリズムが整い始めた感じがします。我が家の息子のリズムが整い始めたのはごくごく最近ですが、、、。
そんな息子も中学受験で鍛えたラストスパートをここで発揮しだし、ようやく学校側の配信ペースに追いついてきました。
課題の進捗状況を把握するため、リビング学習に切り替えたのですが、息子の配信授業を見ていて気がついた点をまとめました。
息子の通学予定の学校は、週2回Google classroomを利用したオンラインホームルームがありクラスメイトと顔を合わせることがあるのですが、授業は全てClassiを利用した配信授業になっています。
まずは配信授業を見ていて気がついたこと。
- 先生がどんな方かがよくわかる。
- 先生の授業の進め方がよくわかる。
- 先生が大事なところ(テストに出そうなところ)を言うときの口調がわかる。
- 先生がどんなペースで課題(宿題)を出すのかがわかる。
- 各教科のノートの取り方、持参しなければいけないもののチェックを一緒にできる。
- 評価の仕方がわかる。
- クラスメイトがどのように学習しているのかがわからないのでモチベーションが上がらない。
次は配信授業を見ている息子を見て気がついたこと。
- 直接先生にお会いしたことがほぼないので、授業に対する緊張感がない。
- 板書を写そうとしない。
- 大事なことを聞き漏らしている。
息子よ、、、しっかりしておくれ。
この息子のダメダメな様子を見ていて、自分が中学生だった時と全く同じ状況であると気がつきました。
中学受験を無事に終えた私は、その安堵感から勉強に対する熱意がほとんどなくなってしまいました。
小学校のように「ノートはこのように書きましょう。」とか、「今から教科書を読むところに線を引いてくださいね。」など指導してもらえないことが当たり前であることを全く知らず、「先生が教えてくれなかったからノートを書かなかった。」「線を引くなんて知らなかった。」「テストに出るとこをは何度も繰り返し授業中に言ってるなんて知らなかった。」の知らないづくしでした。
そんな自分の苦い中学生時代の思い出が鮮明に蘇り、配信授業を息子と一緒に見ながらノートの取り方や、プリントの整理の仕方、先生の口調に注意する方法など、細かく指導することができました。
すこし手をかけすぎじゃないのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身、こんなふうに注意してくれる人がいたらなぁと痛感していましたので、これからの授業態度も含め、こうしたほうがいいと思う点、成績が上がるポイントなど、配信授業を見ながら息子と二人で研究することができました。
長引く家庭学習で、保護者は普段の生活の面倒以外にも負担が増えてしまい、学習は本人に任せっきりにしたい気持ちは強いと思います。
しかし、休校措置の出口が見え始め、親の手から離れての学習がすぐに始まります。
学習面で苦労ばかりせずに学校生活を満喫できるよう、あと1週間だけ一緒に頑張ってみたいと思います。
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