中学受験における通学時間の話

私立中学2年生の長男

中学受験で何とか希望校の1校から合格をいただきましたが、その学校へは通学時間が1時間(バスの待ち具合によってはそれ以上)かかります。

このことについて、入学前に家族で何度か話し合いをしましたが、長男は「頑張って通いたい」とのことでしたので、今年の春からお世話になることにしました。

志望校を最終決定する段階となっているこの時期ですが、「通学時間の長さ」がネックとなって志望校を決めかねているご家庭も多いかと思います。

実際に次男の中学受験に踏み切れないのもこの「通学時間の長さ」が原因であり、

今回は「子どもの通学時間」について考えたいと思います。

まずは、多くの方が心配するデメリットからです。

通学時間1時間のデメリット

ギリギリに登校するわけではない

始業が8:20の場合、「通学時間1時間」だから7:20に家を出発すればいいわけではありません。

当然最低でも10分以上の余裕を持って登校しなければなりません。

電車は遅れることや復旧できない場合もある

首都圏の電車は、1本逃してもすぐに次の電車が到着し、日頃はほぼダイヤ通りの運行ですが、ときには事故や故障などによる遅延も起こります。

また自然災害等でも電車は止まってしまったり、復旧の見込みが立たないなど、予測不可能なこともあるでしょう。

我が家でも、通学に使用する主な路線は基本的には変更しませんが、万が一に備えて迂回してでも帰宅できるよう、臨機応変に対応するように日頃から話しています。

最寄駅からバス利用の場合、バス停での待ち時間も考慮する

最寄駅から学校まで路線バス、もしくはスクールバスを利用する場合、始業時間に近くなればなるほどその学校の生徒が長蛇の列を作りバスに乗るまでに何台も見送らなければならないこともあります。

また路線バスの場合、学校側が付近の住民に考慮して、生徒の利用を後回しにする場合もあります。

せっかく1時間以内に最寄駅に到着しても、バス待ちという身動き取れない状態が長く続くこともあるので、その分を見越して早めに出発する必要があります。

我が家の息子の場合、やはり電車の時間よりもバス待ちの時間が苦痛とのことで、業時間の1時間前には学校に到着できるように自宅を出発しています。

早朝ならある程度満員電車を回避できます。

帰宅してから疲労感が残る

学校から帰宅するのは夏時間は19時、冬時間は18:30くらいです。

学校にもよると思いますが、息子の学校は部活の他にも補習や勉強会などがあり、すぐに下校できることはあまりありません。

そして一番気掛かりなことは、帰宅してから夕食や入浴を済ませ、「さあ勉強!!」というわけにはいかないことです。

長い道のりを通学してきた疲労感朝が早かった分の疲労感、と、とにかくお疲れモードですので、しばらくは自由な時間となります。

宿題や日々の学習、提出物の管理、1日の振り返りなど、やらなければいけないいタスクが目白押しな私立中学生ですが、机に向かうことができるのが21時くらいになります。

よく言われるのが「学年プラス1時間の学習を目安に」ということですが、中学1年生の息子は2時間勉強しなければならないところ、集中できるのが1時間くらいとなってしまっています。

これも全てこの疲労感からきているのではないかと思っています。

あまりに疲れているようなら成長期ですので睡眠を選択します。

送り出す保護者の準備がとにかく忙しい

子ども側のことばかりが気になる方も多いかと思いますが、実は苦しいのが保護者の負担です。

  • 家族が起きる前に起床し、朝食と弁当の準備
  • 子どもを起こし、体温などの健康チェック(コロナ禍につき)
  • 通学用シャツにアイロンがけ
  • 忘れ物などないかの声かけ
  • 電子マネーなどの残高確認

それに加えて、

  • 雨の日の駅まで送迎
  • きょうだいの朝学習のサポート
  • 洗濯
  • ペットの世話

と、朝の5時前からフル回転しており、子どもたちが登校した後にどっと疲れが出ている毎日です。

通学時間1時間のメリット

コロナ禍に助けられた部分も、、、

このコロナ禍もあり、時差通学というイレギュラーなスタートだったので、着慣れない制服を着て、重たい通学カバンを持ち、満員電車にいきなりの乗るという過酷な経験せずに済み、徐々に無理なく通学に慣れていくことができました。

また、空いている車内はウィルスなどの感染リスクも軽減されます。

小学生を終えたばかりの子どもに1時間の道のりを冒険させるのがとても心配でしたが、今回は非常に助かりました。

朝学習の時間に充てる

バス待ち回避のため、朝早く出発(6:30ごろ)しているので、電車が空いていることが多く座って行くことができます

空いている車内では、毎日の小テストのチェックなど、教科書を広げることもできるので、暗記などの学習をするのにぴったりな時間です。

また、スマホで19chなどを視聴して行くこともあるようです。(その他のYoutubeを見過ぎないように釘を刺したり、スマホに制限をかける必要がありますが、、、)

中学受験の時と同様に、朝学習を継続して行うことができます。

始業前は学習に集中できるチャンス

始業の1時間前には到着している息子ですが、学校内ではスマホの電源を落とし、ロッカー内に保管する決まりとなっている上、まだ教室にはほとんど人がいないので、集中して学習できるチャンスだそうです。

また、朝早く到着した生徒用に「朝学習プリント」が用意されていたり、先生が巡回して学習の様子を見てくださることも多いようなので、家にいる時よりも勉強がはかどると言っています。

夜はついつい脱線してしまいがちな勉強ですが、頭の冴えている朝に1時間集中して課題をこなしてこれるので、家庭学習の足りない1時間はこちらで補ってもらっています

誰もいない教室は集中できるそうです。

保護者側にもメリットはある

保護者側のメリットはないかと思われるかもしれませんが、長男が朝早く出発する時間に合わせ、家族全員が早起きになります。

朝食は家族揃ってとるようにしているので、長男が出発した後は早めに仕事に取り掛かれ、朝の時間を効率よく使えることができます。

いかがでしたでしょうか?

結論から言うと、通学1時間は体力的に問題なければ、朝学習のを習慣化させるチャンスであると言えるかもしれません。

ただ、我が家でも繰り返し息子に忠告していることは、その1時間(往復で2時間)を無駄に過ごしてしまわないようにすることです。

往復2時間の通学時間を6年間無駄にするのか、その時間を読書や学習に費やすことができるのか、雲泥の差となります。

中学生になったばかりの息子には難しい課題かもしれませんが、高校進学や大学受験に向けて時間の使い方を徐々に習得していってもらいたいと思っております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました