自宅学習で中学受験するための教材選び【小学5年 算数編③】

使用教材

先日も自宅学習で中学受験するための教材選び【小学5年 算数編②】で使用していたテキストをご紹介しましたが、今回もドリルを紹介したいと思います。

自宅学習のみで中学受験の場合、「これ1冊ですべて完結!!」とはいかず、何冊もテキストやドリルを購入して苦手分野を克服していく以外あまり方法はないかもしれません。

それでも塾代や塾に関わる諸費用(交通費・弁当代など)、そして何よりわからないのにその場に座っていなければならない時間を考えると、自宅学習でチャレンジした方がが学習効率に関しては良いような気がします。(保護者のストレスは溜まりがちですが・・・)もちろん周囲の子どもたちの様子を目の当たりにしながら切磋琢磨して学習できる環境も大切です。

このことに関しては長くなってしまいそうなのでまた別の機会に記事にしたいと思います。

さて、話を本題に戻します。

小数の計算が苦手な次男

次男は小数の計算の正解率が低く苦手な様子だったので、こちらのプリント集をやってもらいました。

陰山先生監修のプリントは子どもたちの苦手なポイントに絞りこんで作られており、長男はこのプリントの単位編を学習しました。

子どもによって一人ひとり苦手なポイントは異なるのものだと痛感させられます。

次男の場合、まず

  • 小数点を打ち忘れる
  • まっすぐ筆算できないので桁がずれる
  • 数字が汚いので読み間違える

と計算以前の問題が山積みでした。

でもこちらのプリントでは、まっすぐ計算ができるようにガイドもついており、数字もそろえて書くように毎日特訓したおかげで随分改善されてきました。

割る数が小数になると割られる数より大きくなる不思議

また次男のつまづきポイントは、割る数が小数になると答えが割られる数より大きくなるというところです。

これでもまだ字は綺麗になってきた方です・・・
  • ÷0.1する計算は×10と同じ
  • ÷0.01する計算は×100と同じ

の箇所で「なんでだろ?」と考え込み、何度も筆算をして「本当だ、不思議だ。」と首を傾げていました。
特に写真のウ・エ・オのあたりが納得がいかないようです。

私がうまく説明できずに困っていると、主人が冷蔵庫から人参を取り出して説明してくれました。

自宅学習の醍醐味

写真はイメージです

主人:この人参1本を1として10で割ると1かけらは幾つになる?

次男:0.1だね。

主人:そうだよ、この人参1本は0.1のかけら10個でできているよね。

次男:あーーー!!わかった!!!!だから 1÷0.1=10 なんだね!!

腑に落ちなかった点がスッキリッした様子でこちらまで嬉しくなりました。

自宅学習のいい点は、身の回りの身近なものから学習できるということ。

長男の受験勉強の際にも、割合の時は昼ごはんにめんつゆを1人分作ったものと4人分まとめて作ったもので味の違いが出ないことを体感させたり、大豆の発芽もサツマイモの発芽も自宅で実際に育ててみたりしました。

学習を実際に体験して理解できたことは、必ず定着するはずです。

これからもできるだけ身近なもので考えられるように工夫していきたいと思います。

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