志望校を変更した話(息子の場合)

学習環境

9月も下旬に入り、夏季講習を終えた受験生のご家庭ではそろそろ過去問に取り組み始める時期かと思います。

我が家でもこの時期に過去問に取り組み始めましたが、、、第一志望の過去問正解率は全教科3割程度と成績振るわず。

まだこの時期は「第一志望を諦めたくない!」という気持ちが息子の中でMAXの状態でしたが、正直なところ、首都模試の合格可能性判定率で、息子の第一志望校(大学付属の上位校)の合格可能性が30%を超えたことは1度もありませんでした。

私の中では早々に第一志望校については諦めていたのですが、あまりにも早い段階で志望校変更を息子に伝えてしまうと、モチベーションが下がってしまうのではないかと危惧していたので、「ここまで頑張ってきたのだから、後もう少しがんばってみよう。」と声がけしつつ、水面下で息子が気に入りそうな学校を何校かリサーチし、受験校変更について立ち止まって考えてみた時期でした。

何故その学校にこだわっているのか?

夏の天王山を終え、あまり成績が好転しなかったご家庭では、この時期に志望校の変更を余儀なくされている、、、そんな状況かもしれません。

そもそも何故その学校を第一志望として選んだのか?ここで一度立ち止まって考えてみる必要があるかと思います。

我が家の場合、第一志望として選んだ学校は、学校の設備や生徒の雰囲気はもちろん、やりたい部活動があり、交通の便も良かったこと、、という偏差値以外の面だけを重視して選んでいました。

いざ過去問と対峙して

中学受験をされるご家庭の中には、先に志望校の過去問を見て、お子さんの学力と相性が良さそうな学校を選ばれる方もいらっしゃるかもしれませんが、我が家の場合、志望校にするまでの間に、過去問を解いてみたことはありませんでしたし、過去問自体も難しすぎてやる気がなくなってしまわないかと心配し、6年生の9月まで本人には見せないようにしていました。

9月に入り、何度か過去問に取り組んでみましたが、「聞かれている意味がわからない。」「問題そのものが難解で苦痛である。」と過去問との相性は最悪でした。

私の考えでは、志望校の問題傾向というものは、学校が「こういう問題を楽しいと思って解ける子どもにぜひ入学してもらいたい」の指標だと思っています。

ですから、過去問との相性が合わなければ、入学後の授業でもついていくことはできず、学校生活が苦痛になってしまうことが想像されます。

第一志望校への想いはそのままに

志望校の傾向に合わせた対策をとってきたにもかかわらず、なかなか合格点に達しない場合、この時点で志望校を変更するのがベストかとおもいます。

そこで我が家が選んだ方法は「第一志望校への想いはそのままに、併願校を固める」という方法でした。

我が家のように、本当は第一志望にしたいけれど偏差値が届かない、そんな場合におすすめしたい方法です。

第一志望校に対する想いが強い場合は、受験生のモチベーションを下げないためにも志望校はあえて変えないようにします。

しかし、その時は併願校をしっかり固めるように日程を考えます。

我が家の場合、第一志望校が上位校でしたが、あえて倍率高めの二次募集の日程(2月4日)だけに出願をし、1日、2日、3日は持ち偏(子どもの最新のテスト偏差値)+5から−10の学校で固めました。

すべての学校を第一志望と捉えること

第一志望〜第五志望まで、どこのご家庭でも順番をつけているかと思いますが、志望校を子どもと決める際に一番重要なことは「順番をつけず、すべての学校を第一志望と捉えること」だと思います。

「この学校はここがいいところだね、でもこっちの学校はこんなところがいいね!」などと、どの学校にご縁があってもいいように、たとえ第一志望校に不合格だったとしても中学受験を成功したと思わせるようにする親の工夫が必要だと思います。

第一志望に不合格だった我が家も、この気持ちの操作のおかげで「残念臭」を漂わせることなく中学受験を終えることができ、今では当時の第三志望の学校に毎日楽しく通っています。

大切なのは親子で駆け抜けた日々

中学受験で一番大切なことは「親子で駆け抜けた中学受験までの日々」だと思います。

「イヤイヤ勉強してるなら中学受験なんてやめちまえ!!」と怒鳴った日々も、

「やめねえよ!!!」と怒鳴り返された日々も、

寝起きに円周率の計算を言わせた日々も、

今では私と息子の宝物になっています。

第一志望にとらわれすぎず、しかもモチベーションを落とさせないように声がけしてみてはいかがでしょうか?

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