中学受験 通塾なしでもお金の話

学習環境

息子が「私立を受験してみたい」と言い出した時、「お金がかかるだろうなー。貯めておかなきゃなー。」と漠然と考えていたことを思い出しました。

我が家は最終的には通塾をしない選択をしましたが、それでも試行錯誤をし、息子に合った受験勉強をさせるために、それに関わる費用はかなり発生しました。

今回は通塾なしの選択をした我が家が実際に支払った費用についてお話ししたいと思います。

進学塾に通塾していた5ヶ月間

4年生で中学受験にかかった費用

トップページの「なぜ通塾なし?」でも触れましたが、我が家の息子は、3年生の2月から4年生の夏休み直前までの6ヶ月間、最初大手進学塾(栄光ゼミナール)に通塾していました。

月々の月謝が当時34,560円で、それにシステム利用料・教材費等が加わるので毎月4万円くらいの支払いが発生していました。

塾を辞める決断をした後、自宅でテキストや無料のYoutube 、有料のスタディサプリ等で学習をしていました。それらにかかった費用を全てざっとまとめると下記の通りです。

通塾費用240,000円1ヶ月およそ4万円で計算
市販のテキスト(4教科)8,000円1教科につきおよそ2冊 1冊1,000円として計算
無料動画・無料プリントの印刷代10,950円自宅インクジェットプリンターで印刷 1枚10円・1日あたり3枚として計算

*正確に記録した訳ではありませんが、1日に3枚くらいは平均してプリンターを使用していました(10枚の日もあれば使用しない日もあったので。)
スタディサプリ視聴料9,800円*使用当時の価格です。現在は料金が値上げになっておりますのでご注意ください。
文具代など3000円ノート類の支出が多めでした。

4年生終了時、ここまででおよそ271,750円です。

家庭での印刷代もバカになりません。

5年生で中学受験にかかった費用

実は5年生の夏から6年生の夏前までの11ヶ月間、あまりにも国語が苦手だったことと、自宅で国語を教えることに私が挫折してしまったので、地元で有名な国語専門個別塾に週に1度通塾させてみました。

国語塾はサピックスや日能研に通塾するのサブスクール的な存在であり、息子のように本当にできない子に特化している塾ではなかったため、個別指導であったにもかかわらずそちらでも挫折を味わうことになってしまいました。

肝心な国語の成績は、漢字や四字熟語等の知識は飛躍的に伸びましたが、読解力は伸び悩み、厳しすぎる指導のおかげでさらに国語に対する恐怖心がついてしまうという結果になりました・・・

その国語塾の月謝が月々33,000円

さらに5年生の夏からはいよいよ親の指導だけでは難しくなってきたので、算数も週に1〜2度、まなぶてらすの先生に指導していただくことになりました。

その2つのプロの手をお借りした他、自宅でも4年生同様にかかった費用もあります。

また5年生からは首都模試(統一模試)の受験も始まりました。

それら全てを下記の概算表にまとめました。

国語塾 通塾費用165,000円5年生8月〜1月(5ヶ月間)
まなぶてらす 授業料57,600円5年生11月〜1月 週2回 1コマ2400円で計算
首都模試(統一模試)23,220円1回あたり4,644円(税込)全5回 *当時の価格であり現在は変更しています。
無料動画・無料プリントの印刷代10,950円自宅インクジェットプリンターで印刷 1枚10円・1日あたり3枚として計算

*正確に記録した訳ではありませんが、1日に3枚くらいは平均してプリンターを使用していました(10枚の日もあれば使用しない日もあったので。)
市販のテキスト(4教科)24,000円1教科につきおよそ4冊 1冊1,500円として計算
この頃からテキスト選びの迷走が始まります。正直、合わないものも多く無駄になってしまったもの多数でした。
スタディサプリ視聴料9,800円*使用当時の価格です。現在は料金が値上げになっておりますのでご注意ください。
文具代など3,000円この頃から、文具にこだわり始めました。モチベーションアップのため、たまに新しい文具を買ってあげることも増えました。

5年生でかかった費用の合計はおよそ293,570円です。

形はどうであれ、塾というのは本当に高額であり子どもに合わなければかなり痛い出費になりますね・・・。

本当はこういった知育玩具も費用に入るのではないか??今回は入れてませんが。丸つけ待ちにも脳トレさせます。

6年生で中学受験にかかった費用

とうとう最終学年の6年生となってしまいました。親も子もここまでくると「なんとしてでもどこかに合格したい!!」という気持ちが強くなり、「子どものためなら」と効果が出そうなものには手を出さずにはいられなくなります。

我が家も例外ではなく、夏休み直前に国語塾を退塾する決意をし、新たに息子に合った教材や指導者を探す日々でした。

また、国語以外の教科でも、自宅学習で詰めの甘い部分をまなぶてらすの先生方に見ていただく時間も増え、通塾こそありませんでしたが、オンライン学習に費やした費用が大部分を占めた1年間となります。

ただ、テキスト類はこれ以上増やすのは混乱の元になると判断し、購入は少なめになりました。

国語塾 通塾費用132,000円6年生2月〜6月(4ヶ月間)
まなぶてらす 授業料537,600円2月〜翌年1月(12ヶ月間)週4回1コマ2,800円で計算
*先生方の経験値が上がると授業料も変動するため(昨年度2,400円)
首都模試(統一模試)25,920円1回あたり5,184円(税込)全5回 *当時の価格であり現在は変更しています。
無料動画・無料プリントの印刷代10,950円自宅インクジェットプリンターで印刷 1枚10円・1日あたり3枚として計算

*正確に記録した訳ではありませんが、1日に3枚くらいは平均してプリンターを使用していました(10枚の日もあれば使用しない日もあったので。)
市販のテキスト1,540円国語のみ1冊追加
スタディサプリ視聴料9,800円*使用当時の価格です。現在は料金が値上げになっておりますのでご注意ください。
文具代など3,000円この時期は新しい文房具を使うことくらいしか楽しみがなかったような、、、。

6年生でかかった費用はおよそ720,810円です。

3年間合計は以下の通りです。

4年生合計271,750円
5年生合計293,570円
6年生合計720,810円
総計1,286,130円

予想はしていましたが、6年生になってからの追い込みに相当な金額を費やしました。

通塾の場合、月謝だけではない?!

しかし、フルで通塾をしている6年生が1年間に支払う費用が120万前後なことを考えると、我が家の3年間合計と同じくらいなので、随分費用面は抑えることができました。

また、通塾されているご家庭には塾代の他に交通費や飲食費も発生すると思います。

我が家の場合、交通費もかからず、食事も毎回家族そろってとる事ができましたので、そう言った面でもお得に(?!)受験勉強をする事ができました。

入学してからも費用はかかります

ただでさえお金がかかる中学受験、入学してからももちろんお金がかかります。

中学受験を志しているご家庭の多くは大学進学を見据えていることと思います。

その大学進学までにかかるお金についても次回考えてみたいと思います。

まだまだ貯めておかなければならない教育費を少しでも削減できるように、各ご家庭で見合った工夫を考えてみてはいかがでしょうか?



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