基礎学力を補うために、我が家では進研ゼミの小学生講座を利用していますが、万が一次男が「中学受験をしたい」と言い出した場合には、長男が使用していたテキストで一緒に学習していこうと思っています。
教材がありすぎて選べない
ぶっちゃけ、教材が多すぎて選べません。
本屋さんで立ち読みしても、アマゾンや楽天のレビューを読んでも、どれも我が子にいいように見えてしまうのです。
トライ&エラーを繰り返し、正直言ってずいぶんとお金を使ってしまいました。
しかし今の時代、最初の数ページをコピーで使用し、我が子に合わないテキストの場合、ブックオフやメルカリで売ってしまうという手もあります。
今回は、本当に我が子の理解度に役立ったものを記録しておきたいと思います。
遊び要素を取り入れる
我が子に限らず、大半の子どもはお勉強が嫌いです。
できればやりたくない、でも中学受験はしたいというわがままな息子に、こちらを与えたところ、このシリーズはほとんど制覇しました。
「賢くなるシリーズ」とは、宮本算数教室という算数教室の教材を書籍化したものです。
宮本算数教室は無試験・先着順の入塾ながら、首都圏最難関中学(開成・麻布・栄光・筑駒・フェリス・桜蔭など)に生徒の80%以上が進学する実績のある教室なのだそうです。
こちらのテキストは直接書きこんで使用します。

和差算が複雑な文章になる前のいたってシンプルな問題ばかりが、パズル感覚で用意されています。
ひたすら線分図をイメージする練習にぴったりな教材です。
ちなみに今回紹介した「賢くなる算数・ゴールド」には
- 和差算
- 魔法陣
- 図形の重なった部分の求め方
が収録されていますが、「賢くなる算数・シルバー」には
- てんびん
- てんびん図を使って
- 正方形を組み合わせ
が収録されています。てんびんは算数だけでなく理科でも頻出問題なので、こちらのパズルで感覚を養うといいかと思います。
難しすぎないテキストを選ぶ
また、ひととおり進研ゼミやスタディサプリ、19chなどで小学6年生 までの算数を学習し終えたら、やっと中学受験算数の学習が始められます。
最初に選ぶテキストは、難しすぎないこちらのテキストで勉強を始めました。
Z会中学受験シリーズの「入試算数の基礎30」です。
アマゾンの商品紹介には「早いうちから入試算数の基礎を身につけたい! と考えている小学3・4年生に最適です。」とありますが、我が家では5年生から始めました。
小学校の算数の教科書で学習する内容からスタートし、徐々に難易度を上げながら、入試算数における必須手法である特殊算や図形の見方を学んでいきます。
1テーマごとに「要点」→「例題」→「練習問題」の構成になっています。
知識の定着に欠かせない「インプット」と「アウトプット」を効率よく
おこなうことができるので、自分のペースで無理なく取り組むことができます。
実際に使用してみての感想
4年生の入塾当初からつまずいてしまった息子には、中学受験算数をイチからやり直す必要があった為、「こんなことは知っていて当然!」という概念を一切捨て、新たな気持ちで取り組みました。
一度通塾で屈辱を味わい、勉強が嫌になりかけていたので、遊びごごろも忘れずさらに難しすぎない教材を選んだことで徐々に自信を取り戻してくれました。
大事なことは、塾や模試でいい結果を残すことではなく、志望校に合格することです。
万が一、今つまづいていたとしても受験日までに理解できれば良いわけですから、焦らずに着実に基礎力を身につけていくべきだと思います。
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